
やっと、春の兆しが見え始めましたね!冬が寒かったからかとても嬉しく感じます。
暖かいと花粉も多く飛びそうなので、花粉症の方でなくともしっかり防御しましょう!
1.歯ぎしり
最近、『マウスピースをして寝るとよく眠れる』という話を耳にします。 この『マウスピース』というのは正式には『ナイトガード』というもので、寝ている間に自分で歯を噛みしめすぎて壊さないようにするためのものです。寝ているときは起きているときの5〜6倍の強さで噛みしめるために歯を噛み割ったり、金属を外したり壊したりと想定外のことが起こる場合があります。その他歯は壊れなくても急にしみたり、歯を支えている骨をじわじわと壊して歯周病が進行したりもするのです。ここで、『大丈夫!私は歯ぎしりしないから・・・』と思われる方も多いでしょう。しかし歯ぎしりは頻度や程度の差はありますが、ストレス解消のために必要なことなので誰もがしているものです。『それならみんながマウスピース(ナイトガード)をつけて寝たらよい』と思われるかもしれません。しかし、歯は守られても寝ている間に噛みしめすぎて、朝起きるとあごがだるいなどの症状が出たり、かむ力が鍛えられて普段から強くかんでしまうようになります。その他、寝ているときではなく起きているとき無意識に『くいしばり』をして歯や歯を支えている骨にダメージを与えることもあります。ですから大切なのは『適度にする』ということです。
ですから理想はマウスピースをして安心して噛むよりも、普段歯ぎしりやくいしばりをどんなときにしているか確認して減らすことが大切です。そして寝る前には『唇は閉じて歯は離す』を20回程度口に出して唱えながらリラックス状態をイメージして寝ましょう。
2.バイオフィルムと歯周病
バイオフィルムって聞いたことありますか?バイオフィルムは身近なものでは台所の排水溝に見られます。ヌルヌルしたところがバイオフィルムです。同様なものは人間の体にも存在しています。代表的なものがお口の中の歯垢です。ですから、むし歯や歯周病は『バイオフィルム感染症』ともいわれます。
バイオフィルムは増殖した細菌同士がくっついてできた菌の塊を守るようなバリアのことです。これによって細菌は免疫力や薬剤に攻撃されずにどんどん増えることができます。お口の中は細菌でいっぱいなので歯磨きを怠るとバイオフィルムが簡単にできてしまいます。なぜ『歯磨きを怠ると・・・』なのかというと、バイオフィルムは薬剤には耐性がありますが、物理的に除去することは簡単だからです。つまり、強いうがい薬より歯ブラシでこすったほうが確実に取り除けるということです。最近は歯周病に効果がある抗生物質が出ています。この抗生物質はバイオフィルムを通り抜けて細菌に直接効くのです。ただし、歯周病治療の基本である歯磨きがきちんとできて、歯石除去が確実に行われていないと効果は出ません。また、耐性菌(薬が効かない細菌)ができたり、副作用の心配もあります。
3.しゃっくり
しゃっくりって咳やくしゃみに比べてちょっとユーモラスですよね。ところで、しゃっくりが出る仕組みってご存知ですか?よく横隔膜の痙攣といわれますが、本当は横隔膜の痙攣のほかに声帯を閉じる運動が同時に起きて初めてしゃっくりになるそうです。あくびや咳、くしゃみと同様に一種の反射運動なので自分ではコントロールできません。そして、それは男女差では50:1と圧倒的に男性に多いとのこと。年齢は若い人もいますがシニアに多いそうです。
しゃっくりの効果的な止め方として、水を飲んだり脅かしたりなどいろいろ言われますが、実際に、ある神経を刺激する次のような行動が止めるのに有効だそうです。
1. 舌を乾いたガーゼなどでつかんで30秒くらい強く前に引っ張る
2. 外耳道(耳の穴)に指を入れ、両側から強く力を入れて30秒ほど押さえる
3. のどに指を突っ込んだりしてのどを刺激する
『しゃっくりが3日続くと死ぬ』というのも聞きますが、実際は死んでしまうことはないそうです。しかし体力を消耗することと、3日も続くようなら他に病気があってその症状の1つとして出ている可能性があるので、病院に行って検査したほうが良いということみたいですよ!

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